使うときには「めんどうだなー」と思いながらもしぶしぶ用意することになる
- 戸籍
- 戸籍の附票
- 住民票
引っ越したり不動産購入したりと、何かと必要だけどなにかと面倒なもの。
なんなん? どれか一つでどうにかならんの? ほとんど一緒じゃん!
とか、むしゃくしゃしたのでそれぞれの違いを調べてみました。
自分なりには腑に落ちたので、ここでひとつまとめてみようかと思います。
この記事では戸籍・戸籍の附票・住民票の違い(の雰囲気)を学ぶことができます。
なお、この記事の内容はあくまでも個人的な理解や解釈についてまとめたものです。
そのため、この記事の内容を信じて何かがあっても当方は一切の責任を負いません。
そんなわけで、つづきます。
調べる方向性
全部住所・氏名は載っているし、どこの誰かがわかるもんじゃないのー(‘;’)?なんで分けてるの?
とりあえずそれぞれの定義を確認し、共通点を調べれば逆説的に相違点もわかるんじゃないかと。
そんなわけで、まずはそれぞれの定義を確認することにしました。
戸籍とは
そもそも戸籍とは何ぞや。
法務省のページによると下記の通り。
戸籍は,人の出生から死亡に至るまでの親族関係を登録公証するもので,日本国民について編製され,日本国籍をも公証する唯一の制度です。戸籍事務は,市区町村において処理されますが,戸籍事務が,全国統一的に適正かつ円滑に処理されるよう国(法務局長・地方法務局長)が助言・勧告・指示等を行っています。法務省公式ホームページより
ちょっと何言ってるのかわからないです(‘;’)
よくよく読んでみるとちょっとわかりました。
ここで大事なポイントは、下記の二点。
- 本籍地のある自治体が保管、管理
- 本籍地の情報と個人の家族等の身分関係にフォーカスした公簿。
戸籍の附票とは
対して戸籍の附票とは。
戸籍の附票(こせきのふひょう)とは、日本において、本籍地の市町村と特別区(以下「市区町村」という。)が戸籍の編製と同時に作成し[1]、その戸籍の在籍者の在籍している間の住所等の履歴を記録する公簿である。「戸籍の附票」(以下本頁では単に「附票」という。)という名称ではあるが、戸籍法ではなく、住民基本台帳(住民票)と同じ住民基本台帳法を根拠法としており、その第3章に規定されている。住民票は主に住所の異動や世帯の構成等の住民の居住関係を、戸籍は出生・婚姻・死亡などの親族的な身分事項等を記録する公簿だが、附票は通知事務による住民票のある住所地と戸籍のある本籍地との情報連携によって住民票の記録の正確性を担保することを主な目的としている[2]。
とりあえずは、現在の戸籍の間に住んでいた居住地がすべて載っている公簿ってことのよう。
更にかいつまむと
- 本籍地のある自治体が保管、管理(戸籍とともに)
- 本籍地の情報と現戸籍の期間に住んでいた居住地すべてが載っている
- 戸籍と住民票との橋渡し役
住民票とは
戸籍の附票に対して同じく住所が記載されている公簿ですが住民票とは
住民票(じゅうみんひょう)とは、日本において市町村と特別区(以下「市区町村」という。)が住民基本台帳法に基づき作成し住民に関する記録を行う公簿[1]の名称である。同法に規定される住民基本台帳を構成するものであり、市区町村によって個人単位もしくは世帯単位で作成され、個人単位で作成されたものは世帯ごとにまとめられる[2]。
- 現住の自治体が管理する公簿
- 現在の居住地の情報が載っている公簿
なんだかこれは理解しやすい。
よく使うし誰が住んでるかわからないと自治体も困るしね。
まとめ
自分なりの解釈をまとめると下記の通り。
- 個人の身分関係(親子出生婚姻等)を証明するもの。(戸籍)
- 戸籍上の個人が今までどこに住んでいたか証明するもの。(戸籍の附票)
- 誰が今どこに住んでいるかを証明するもの。(住民票)
- それぞれの公簿がリンクして個人を管理している。
全部住所載っているからいらんやんとか思っていたけど、それぞれ役割があるのね。
なんか大した内容でもないけどとりあえずすっきり。
以上です。ではでは。