ゆっくり学ぶ簿記二級試験対策|その② 商業簿記 第1章 株式会社

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簿記

 

そんなわけで勉強会第2回です。

今回もこちらの書籍を読んで学んだことをまとめています。

 

Bitly

 

今回読んだ第1章では、前提知識として株式会社について書かれていました。

読んでみた率直な感想は「めちゃ分かりやすい」。

ほどよく口語的に書かれているので、ものすごく好みです。

では、さっそくですが本題に入ります。

 

なぜ株式会社の理解が必要なのか

初めに、なぜ簿記の学習に株式会社への理解が必要となるかが書かれていました。

  • 現在の簿記の試験では株式会社が舞台であり、2級についても同様に株式会社が舞台となること。
  • 株式会社については会社法が適用されるため、個人商店とは異なった手続きが多々あること。
  • 簿記2級の理解のためには、株式会社(≒会社法)についての理解がまず必要であること。

以上のように理解しました。

簿記会計(特に試験について)では会社法がかなり鍵となるという事がわかります。

 

株式会社の特徴4点

次に、株式会社の特徴を4点あげ、それぞれの特徴を個人商店と比較しながら解説してありました。

特徴① 株式を売却し資本金を得る会社

  • 株式会社は株式を発行し、投資家(出資者)に購入してもらうことで設立する。
  • 受け取ったお金は資本金となり、購入した者は株主という法的立場になる。
  • 設立にあたっては会社法に規定された設立登記を法務局で行う必要がある。

対して

  • 個人商店への出資者はあくまでも出資者(もしくはオーナー)のまま。
  • 設立についての手続きは原則必要なく、人によっては税務署への連絡が必要になる程度。

 

恥ずかしながら自分は株式について、自身が株式会社に所属しながら全然理解していなかったです。

簿記3級を取得する段階でようやっと理解しました。

転職とかする時に資本金とか見てた癖に何ぞこれ状態ってやばいですよねー(‘ω’)

 

特徴② 株主が最高決定権を持つ会社

  • 会社の所有者は株主であり、役員が経営を行っている。
  • 経営の重要項目については取締役会で決定し、最重要項目は株主総会で決定する。
  • 原則として、株主総会は年に1回開催され、議決は株式の保有割合に応じた多数決で決定されている。

対して

  • 個人商店には会社法上の役員はいない、当然株主もいない。

 

株主トップかオーナートップかってことですね。

非上場とかで代表取締役社長が大株主ってことあるかと思うけどそれは何だろう(‘;’)

あとで調べてみよう!

 

特徴③ 利益に対しては法人税がかかる会社

この特徴の理解は個人商店の理解からの方が簡単でした。

前提:所得に対しては所得税がかかる。

  • 個人商店の利益は直接的に出資者(オーナー)の利益。
  • 個人商店で得た利益分の所得税は出資者(オーナー)にかかる。

対して

  • 株主会社の利益は直接的に出資者(株主)の利益ではない。
  • そのため、株式会社で得た利益分の「法人税」が株式会社にかかる。

 

法人税って謎の存在でしたがこういうことかと。

所得税に代わる存在。

会社に利益が出たのに、株主が税金取られたらたまったもんじゃないですもんね。

 

特徴④ 会計期間の設定が自由

  • 株式会社では会計期間の設定が自由(1年でも1か月でも)

対して

  • 個人商店の会計期間は1月1日から12月31日まで(所得税法による)

 

これは全く知りませんでした(‘;’)

決算月が違うのは取引先見たりとかでよくよく知っていましたが

期間も違う?すごい!

四半期決算とかのことか?探せば2ヶ月で決算してるとことかもあるのか?

これも後で調べよう!

 

まとめ

まだまだ序盤ですが知らないことだらけで楽しいです!

知ってるようで知らないって事はなんだか悔しいのでもっともっと学習します(‘ω’)

次回からがっつり簿記らしくなると思い戦々恐々ですが、頑張ります!

ではでは

 

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